【修理内容です】旭市から口コミでご来店のトヨタIQです。衝突事故を起こしてしまったようです。ぱっと見はあまり凹んでいるように見えませんが、よく観察してみると意外とダメージが大きいようで・・・。バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フロントフェンダー、フロントドアと広範囲が衝撃を受けているようです。お客様と打ち合わせの結果!!「見えるところは素晴らしく、見えないところはそれなりに」して予算を抑える修理方法にきまりました。
ドアとフェンダーが接触してしまっています↓
ボンネットが閉まらなくなっています。骨格がダメージを受けているようです↓
【板金作業です】まずフロント周りを分解してみます。すると車の骨格に当たる部分が折れ曲がってしまっています。あと少しでクーラーコンデンサーやラジエターなどの高価な部品が使えなくなる所でした。今回は実費修理なので使える部品は取り替えずに修理して使います。ボンネットは先端が折れ曲がっているので板金で修理します。フェンダーは全体的に大きく歪んでいるのでボディーにあてがいながら歪みを取ります。ライト、フェンダー、バンパー、骨格を仮組→分解→調整→仮組→分解→調整→仮組→分解→調整→仮組→分解→調整→仮組→分解→調整→を直るまで!!
【下地処理です】パテを削った部分にサフェーサーを塗ります。2液型のサフェーサーを使いますがホームセンターなどに売っている1液型とは違い、仕上がりがとても良いです。ボディーと同系色の白を使用しました。2液型サフェーサーが硬化したら、『足つけ』と言って塗装の密着が良くなるように塗装面に細かい傷を付ける作業を行います。この際に専用の洗浄剤を使いますので汚れも落とせます。塗装の剥がれるトラブル予防になります。
【塗装作業です】調色した塗料を四角いプレートに塗料して、ボディーと見比べながら微調整を繰り返します。黒1滴と緑0.5滴といった感じの微調整です。パールホワイトは塗膜の厚さでも色が変わるので、難易度は高めです。始めにホワイトを塗膜して、次にパール、最後にクリアーと塗り重ねて完成です。
【完成です】自然乾燥後に赤外線ヒーターで熱して完全硬化させます。ポリッシャーで塗膜の肌を調整したらピカピカになります。あとは分解した部分を組み上げたら完成です。今回は作業の内容を全てお任せいただいたので、かなりコストパフォーマンスに優れています。
赤外線ヒーターで加熱している所です。ようするに日サロです↓
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