【旭市から凹み修理のラクティスです】車同士でぶつかってしまったらしくご覧の通りの状態です。ここまでいくとバックドアの鈑金修理はほぼ不可能ですので部品を取り替えての修理になります。お客さまと打ち合わせの結果「高品質よりも低価格を優先で、少しでも安い方がいい。」ということで中古部品を使い修理することになりました。右側のテールランプも割れて雨水が入り込んでしまっている状況なのでこれも中古部品を使って修理することにします。バンパーの小さなキズはタッチペンで補修です。修理前に、お話を伺い修理方法を打ち合わせいたしましたので、新品部品を使った修理の場合と比べて半分近くの価格で直す事ができました！
【下地処理です】中古のバックドアですがシルバーの同じ色がなかったために、ブルーメタリックの色をシルバーに塗り替えます。まず塗装する前に「足つけ」という作業を行います。次にシリコンオフという専用の液体で油分や汚れをきれいに「脱脂」してから塗装作業に入ります。ブルーメタリックが白くぼやけて見えるのが足つけ作業後です。塗装面全体に塗料がしっかり密着するように細かい傷がムラなくつけられています。これらを怠ると塗装のはがれなど不具合が起こりやすくなります。
【塗装作業です】まずチェックシートに調色したシルバーを吹き付けボディーにあてがいながら調色します。正面と斜めから確認して、どの角度から見ても同じような色になるように調色して、その車の色に合った塗料を作ります。塗装はまず調色したシルバーの塗料を塗装し、色を染め変えます。むらが出ないように気を付けて均等に塗装します。次にクリアーと言う透明な塗料でシルバーをコーティングします。艶が出るように、そして垂れないように注意しながら作業するのですが、綺麗に塗装するにはノウハウと技術と経験、そして何よりもヤル気が必要になってきます。
【完成です】塗装した部分に赤外線ヒーターで熱し完全硬化させます。（ホームセンターで販売されている缶スプレーなどとは違い２液型の高級塗料を使用しているため化学反応で塗料が硬化します。）硬化後にポリッシャーを使いコンパウンドで磨きあげ肌とツヤを整えます。塗装時に外した細かい部品やテールランプをすべて組み付け、バンパーをタッチペンして作業終了となります。
程度の良い中古パーツはご覧のとおりの品質です↑
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オートワーク ウエスト
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